ダイビングスクールは、東京都内にも複数あります。日本国内でダイビングを学ぶためには、九州や沖縄のような海が多い所へ行かなければならないと考える人は少なくありません。確かに、海が多い所にあるスクールなら楽しみながら学ぶことができるでしょう。しかし、潜るために必要な知識や技術を習得するだけであれば、都内でも十分に可能です。
東京のダイビングスクールの中には、自店舗で練習用のプールを所有している所が少なくありません。スクールのスタッフの中には、認定機関からインストラクターの資格を取得している者が複数いて、1名が生徒数名を受け持って教えています。海とプールでは環境はぜんぜん違いますが、インストラクターは実際の環境の違いも考慮しながら教えてくれるので、実際に海に潜る場合でも心配することはありません。練習で必要なものはスクール内におおむね揃っており、基本的には生徒自身で調達する必要はありませんが、通うスクールによっては自分で手に入れなければならない用具が存在する場合があるのでよく確認しておきましょう。
一方、プールを所有していない東京のダイビングスクールは、事務所の周辺にあるダイビングの練習に対応できるプール施設で月に何度か講習会を開いて指導しています。会場になっている場所の周辺に住んでいるとき、場合によっては講習会に参加した方が効率よく潜り方を覚えられる可能性があります。ただし、参加する際には用具のレンタルが行われていないことに注意が必要です。潜る練習に必要になるものは、すべて事前に自分で購入しておかなければなりません。